仕事の質を上げるには
先日後輩と仕事をして思ったことがあります。
基本的に仕事ってどうしても受身になりがちだ!ということ。
実は私自身もはじめはそうでした(実は今もそうかも・・)
まだ若手の時に、N先輩から顧客への稼動実績報告をまとめておいてと言われた私はスタッフ全員の勤務報告書(エクセル版のタイムカード)をとりまとめ、クリアファイルに押し込んで「準備出来ました」と提出した事があります。
その時は「ありがとう」と受け取ってもらったのですが、翌月にN先輩が別の人の同僚Gさんに同じ依頼をしたことがあり、自分の気の利かなさを実感した苦い?経験があります。
同僚Gさんは勤務報告書とあわせてそれらを集計した一覧表を作成し、表紙に添付して提出しました。
顧客が知りたいのは、個別の勤務報告書では無く、だれが何時間働いて、残業がどのくらい発生しているのかを一目で知りたいのであって、その目的を認識しているかどうかで、仕事も質は格段に違ってくるものです。
N先輩が翌月以降Gさんへ依頼するようになった事はいうまでもありません・・・。
依頼されたことをただ実施するだけなら単なる作業ですが、作業に付加価値をつけることが出来るれば仕事になるのではないでしょうか。
そのためには、この依頼された仕事の目的は何か?を考えることでプラスαの発想が生まれることを学んだ出来事でした V(^_^)